ここ数年、サントリーの「翠」や「六」をはじめ、日本産のクラフトジンがメジャーになってきました。
そんな中でも、最近発売された「KUBOTA GIN」はその独特な香りとボタニカルの組み合わせで話題になり、多くの人が気になっている一本ではないでしょうか?
元バーテンダーとして、多くのジンを試してきた私が、実際に飲んで感じた「KUBOTA GIN」の魅力を率直にお伝えします。
日本らしい繊細な味わいと香りは、ジン好きはもちろん、初めてクラフトジンに挑戦する方にもおすすめです!
KUBOTA GINとは
どちらも大手メーカーのサントリーが造っているクラフトジンで、見たことある人も多いと思います。
KUBOTA GINについて
「KUBOTA GIN」は、新潟県長岡市の朝日酒造が手掛けるクラフトジンです。
同社の代表銘柄である「久保田」の名を冠し、里山をテーマに16種類のボタニカルを使用しています。
柚子、緑茶、生姜をメインの原料とした爽やかなフレーバーのクラフトジンです。
爽やかな香りととてもすっきりとした味わいで、揚げ物などと一緒に食中酒にもおすすめです。
KUBOTA GINを飲んでみた
ストレートで味と香りを比較
まずはストレートでダイレクトに風味を味わいます。
<KUBOTAGINのテイスティングメモ>
香り・・最初に感じるのは、クリアな柑橘系の爽やかさとわずかにスパイシーなニュアンス。続いて、草木や葉のような自然の清涼感が広がります。最後に、ほんのりと甘い香りを感じます。
味・・口当たりはなめらかで、軽やかな甘みと心地よい辛みがバランス良く調和しています。後味はすっきりめ。氷が溶けるにつれて、まるで緑茶やハーブティーを思わせる柔らかな風味が顔を出します。
「KUBOTA GIN」は、ジン初心者の方にもロックでの飲み方がおすすめです。氷が溶けるにつれて香りや味わいが柔らかく広がり、繊細な風味を楽しめます。ストレートよりもアルコール感が穏やかになり、飲みやすく仕上がります。
ソーダ割りで味と香りを比較
<ソーダ割のテイスティングメモ>
香り・・ソーダで割ることで、草木を思わせる爽やかな香りがふんわりと広がります。グリーンな香りが強く、清涼感があり、ソーダと合わせると抜群に美味しいです。
味・・ソーダがボタニカルの繊細な味わいを引き出し、軽やかでクリアな味わいに仕上がります。ほのかな甘みと、青山椒のようなピリッとしたアクセントが絶妙にマッチし、深みがあります。
すっきり飲みたいならソーダ割りがおすすめです。爽快感があり、揚げものなどとも非常に相性がよく、食中酒として最適です。ソーダで割っても個性が残っているためロックやストレートとともに
KUBOTA GINはこんな人におすすめ
「翠」は食中酒で飲みたい人向け
「六」はダイレクトに味わいたい人向け
KUBOTA GINはこんな人におすすめ
- 日本のクラフトジンが好きな方
翠や六、季の美など日本のクラフトジンを好きな方 - 初めてクラフトジンを飲む方
KUBOTA GINはジュニパーベリーの主張が控えめで、滑らかで飲みやすい風味が特徴。ロックやストレートでもアルコール感が穏やかで、初心者におすすめです。 - 和食とペアリングしたい方
天ぷらや寿司、焼き魚などの繊細な和食との相性が抜群。料理の風味を邪魔せず、全体を引き立てる役割を果たします。
まとめ
今回は大手メーカーのサントリーが造る人気のクラフトジンを2種類紹介しました。
クラフトジンはとても自由度の高いお酒で、ジンによって様々な特徴を楽しめます。
六も翠もとても美味しいクラフトジンです。
ジンの伝統的な製法に日本らしさが加わり、世界でも非常に評価が高く、是非1度試してみてください。
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